文京区も江戸33観音めぐりの札所が比較的まとまってありますが、港区、それも品川に近い範囲も比較的札所がまとまっています。

そこで、江戸33観音めぐりをする人は、一気に回るのではないかなと思っています。

今回は、その中でも道往寺です。

かつては、海が近くにあったといわれ(高輪海岸)、高台にあった道往寺は、月見の名所として知られていたそうです。

 

廿六夜待ちの月の名所(高輪海岸の高台)が道往寺

月見寺として知られていた道往寺ですが、今も、9月10月の中秋の名月の頃は、月見法要が執り行われているそうです。

 

上の写真にありますが、これは西門だそうで、伊皿子坂(大丸ピーコックそば)方面から入る場合は、こちらからとなります。

 

入口のところで、右が高輪会館へ。左が道往寺へと書かれていました。

西門の扉自体は、古そうですが、それ以外は新しく近代的なビルです。

山門は泉岳寺駅方面から来る場合に見えるとのこと。

ところどころ、近代的なビルになる前からあったものと思われるもの(石塔など)が残っています。

 

本堂とは別のところに観音堂あり

 

御朱印をいただくのは、寺院受付のところですが、その前に観音堂があります。

こちらの道往寺の観音様としてのご本尊は、聖観音菩薩と千手観音菩薩です。

お寺のご本尊は、阿弥陀如来像と書かれていました。

本堂のほうの阿弥陀如来像は、正面中央にあります。

そもそもお寺の一番高い屋根のところにご本尊が安置されていたそうですが、それが奥へ奥へといくようになってしまい、道往寺は、片流れの屋根構造にすることで、屋根が最も高いところの下にご本尊がいらっしゃる、という方法を取っているそうです。

本堂には、椅子が置かれて、法要だけでなく、いろんなイベントもできるようになっているそうです。

 

江戸33観音めぐりの人は観音堂へ

まずは、先に観音堂で観音様にご挨拶です。

聖観音菩薩像も千手観音菩薩像も秘仏となっているそうですが、それ以外にも多くの観音像があります。

 

西方観音霊場の21番のお寺の聖観音菩薩像を受け入れたために、2つのご本尊となっているようです。

西方観音霊場の21番のお寺が廃寺となったためではないかと思われます。

西方観音霊場は、港区中心にあったそうです。西方観音霊場の各ご本尊が一堂に祀られている、とお寺のサイトに書かれてたのですが、それ以外のお寺のご本尊も受け入れているのでしょうか。

でも、たしかに観音像は多かったです。

私の他にも、熱心に観音様にお経を唱えている人がいました。

西方観音霊場としてなのか、江戸33観音めぐりなのかわかりませんが、参拝する人は絶えること無くいるのですね。

 

松の木などは以前の古い時代のものをそのままあって

近代的なビルになっていますが、案内板をみますと、「墓地」の文字がありますから、お墓参りのしやすいお寺へと生まれ変わったのでしょうね。

松の木などは、建て替え前の古い時代のものを移しているそうです。先程の写真にあった石塔もそうでしょう。

西門の門自体も昔のままではないかな。

擬宝珠もそのままだそうですよ。

きれいなお庭になっています。

坂の途中にビルがあったので、観音堂の前からみますと、ビルから見下ろす形になります。

都心の樹木葬も受け入れているそうです。

お寺ではあるのですが、地域のコミュニティーとしても存在していきたいとのこと。

そのために、山門だけでなく、私が入ってきた西門と両方入る門があります。

西門は車椅子の人でも入れるように、とのことで作られたとか。

ビルにするとなかなかお寺にお詣り、という雰囲気にならないのですが、写経会をおこなったり、いろんなテーマで講師を呼んだりして学ぶというものもあるそうです。