兎が入った御朱印と一口に言ってもいろいろあります。

たとえば、この名古屋にある三輪神社の御朱印ように、うさぎがメインとなる御朱印もあります。

因幡の白兎のいわれからくる「なでうさぎ」の像があるから、メインモチーフとなるのでしょう。

それとともに、一見するだけではわからない月の中にみえるうさぎ、としての御朱印もあります。

私が、うさぎ好きのためにいくつか集めてみたものをご紹介します。


滝野川八幡神社の中秋の名月に

東京の滝野川にある、滝野川八幡神社です。

うさぎではなく、V字の御朱印として有名です。

しかし、お月見の時に出た御朱印に、月に現れるうさぎがけっこうわかりやすい形であったので、御朱印をいただきました。

隣にあるのは、例大祭の時の御朱印です。こちらもきれいなので、一緒にご覧ください。


浅草神社は鳥獣戯画のうさぎ

七夕の御朱印と夏詣の御朱印です。

こちらは、うさぎと言っても、鳥獣戯画に出てくるうさぎのようですね。

春詣にも、子どもの日の節句でも、うさぎが出てくる御朱印でした。

 


八王子市の子安神社

子安神社特別御朱印

八王子市にある子安神社の御朱印は、中秋の名月の時のものです。

影絵になっていたり、月の中に入っていたり、イラストでお月見だんごみたいなうさぎもありました。

 


東郷神社にもお月見うさぎ

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、中秋の名月の時にいただいた真ん中の御朱印にうさぎが入っています。

すすきの穂の下のほうに見えるのが、うさぎです。


高麗神社の特別御朱印

高麗神社の観月特別御朱印

高麗神社は年に数回、特別御朱印が出るのですが、そのうち、観月祭の時に出た特別御朱印に、うさぎです。

やはりうさぎが出てくるのは、中秋の名月のときが多いですね。


大原神社の清明のときの御朱印

中秋の名月の時の御朱印が続いたので、別の時のものとしてご紹介です。

千葉県習志野市の大原神社で「清明節」に出た御朱印、清明の御朱印にうさぎのイラストがありました。

なかなか可愛いのでお気に入りのひとつです。


検見川神社の丸印にうさぎ

千葉市花見川区にある検見川神社の御朱印は、実物のほうがわかりやすいのですが、ご紹介です。

金色の丸印のところがうさぎになっています。

耳に特徴があるので、わかるかもしれませんが、パッと見たところはわかりにくいですよね。

これは実際に見たほうがいいのかもしれません。


赤羽八幡神社の中秋の名月で

こちらの赤羽八幡神社の御朱印も実物のほうがわかりやすいです。

月の中に、お餅つきをしているうさぎがいます。



赤羽八幡神社は以前にも、うさぎのかわいい御朱印帳がありました。

うさぎのお尻が可愛くて、御朱印帳を買いに行ったのですが、すでに売り切れていました。

次に行ったら、うさぎの御朱印帳がまた出ていたので、すぐにゲットです。

赤羽八幡神社の境内にも、うさぎの像がいくつかありましたよ。


神明宮の大和がさね(月読社)うさぎ

阿佐ヶ谷の神明宮も御朱印では人気の神社です。

以前はシンプルな御朱印だったと思うのですが、いつの間にかいろいろな種類の御朱印が出ていまして、今は「大和がさね」という刺繍入りの御朱印が人気です。

刺繍で表現されたうさぎがいました。本殿向かって右の摂社となる月読社の御朱印となります。

中秋の名月の時の御朱印としてのうさぎも鳥獣戯画っぽい感じがしていいです。


人長舞の御朱印とともに、十三夜の月の御朱印にうさぎが登場していました。

この時の月読社の印は、黄色になっていて、それまた、お月さまのように見えました。


古式神道の桜神宮

桜新町にある桜神宮でも中秋の名月にはうさぎの御朱印でした。

これはかなりわかりやすいうさぎです。

白の紙だけでなく、黒の台紙の御朱印もいただきました。金文字が映えてきれいです。


群馬県沼田市の榛名神社

群馬県というと、榛名山とすぐに思うでしょうが、こちらは、沼田市にある榛名神社です。

上州沼田真田の里として知られていて、沼田城としては御城印や武士の印が知られているのかもしれません。

十三夜の月の時のものですが、イラスト入りのものだけでなく、月のところにもうさぎがお餅つきしています。



神無月と入っています。こちらは、金色のうさぎです。夜空を表しているような紙に押されています。


秋葉神社の月夜詣

秋葉神社では夜に参拝できる日がありまして、月夜詣といいます。

この御朱印は今までの中で見つけるのに、最も難易度が高い御朱印かもしれませんね。

月の中に白くうさぎの形が出ています。その部分だけ金色が抜けているようです。

でも、これもうさぎは兎ですからね。


板橋区の大山にある熊野神社

四面を使って大胆に書く御朱印として有名になった熊野神社の御朱印です。

中秋の名月の時と十三夜の月の時に御朱印が出て、うさぎが描かれるとのことなのでいただきました。

これは十三夜の月の時の御朱印です。中秋の名月の時よりも月の形がちょっと欠けているそうなのです。

うさぎの後ろ姿がかわいらしいくていいですね。


神奈川県の菊名神社

がまんさまで知られる菊名神社の御朱印に、うさぎ登場です。

お月見と書かれた御朱印にうさぎがお餅つきして描かれていました。これもかわいいうさぎです。

大鳥神社の酉の市の御朱印にも

池袋というのか、雑司が谷駅というのか、大鳥神社の御朱印です。

お月見だけでなく、酉の市にも、うさぎ登場です。

このうさぎは、刀(薙刀?)をもって鳥獣戯画っぽいうさぎですね。


名古屋の三輪神社は書き手さんによって違う兎

冒頭にも書きましたが、名古屋の三輪神社はうさぎが入る御朱印で有名です。

しかし、冒頭のうさぎとは違うタッチのうさぎですよ。

書き手さんによって、うさぎの雰囲気が違っています。


お誕生日印の時のうさぎとも違っていました。

 



角印だったり、丸印だったり神社名が入った印も違いがありますが、うさぎのイラストも書き手さんによって雰囲気が異なりますので、いろいろな種類に挑戦したくなりますね。

他にもアマビエ様と一緒のうさぎが描かれた御朱印も持っていますが、そちらはアマビエ様の御朱印のページのほうに載せておきました。

>>アマビエ様の御朱印