江戸33観音めぐりは難所と呼ばれる場所もなく、岩山を登ったり、階段を何段も登ったりしないといけないことはありません。
しかし、すべてのお寺が近くにあるとか、まとまってあるというわけではないのです。
なぜか、文京区だけは江戸33観音の札所が集まっています。
効率的に回ろうとするのなら、ここで数をかせぐようにできるのです。
実際に江戸33観音の寺院を回っていると、集中して回っていける場所とそうでない場所があることに気づくはずですよ。
それにしても上の写真ではどれもこれも桜の木ばかりが目についてしまいます。
もし、春の時期に、江戸33観音めぐりの発願をしたのなら、ぜひともここの場所、すなわち、お寺の桜が咲いている時期に間に合うように行くことをおすすめします。
桜の木で有名だがインパクトある布袋様
文京区付近のお寺さんでは、このようなインパクトある像が立っているということはなく、目立つのです。
反対に考えれば、目立つからこそ、迷わない。
ここ浄心寺付近を回ったのが1月だったのですが、惜しむらくは3月ではなかったことです。
3月、それも開花宣言が出てから回るといいでしょうね。
1月時点では枯れ木に見えますが、これらはすべて桜の木でしょうね。
桜の開花宣言が出てから1週間位はお寺めぐりは花見もできて最高です。
しかし、私が行ったのは1月です。残念ながら葉っぱもなれば、花もない状態です。
それにしても桜が満開の頃だったら、どれほど見事なものなのでしょう。
フォトジェニックな場所が多いですよ。
2体のご本尊阿弥陀如来の大きさが異なる
文京区のここ浄心寺付近は、本当にお寺さんが固まっている地域です。
檀家さんとのつながりもある一帯なのでしょう。
春のお彼岸には墓参りの人も来るでしょうが、見事な桜を見に来る人も多いでしょうね。
桜、桜と桜のことばかり書いていますが、坐像の阿弥陀如来と丈六の阿弥陀如来がご本尊です。
それ以外にも十一面観音、大勢至菩薩、梵天、毘沙門天、虚空蔵菩薩、千体地蔵など見どころが多いお寺です。
提灯も大きいですね。
大きな提灯に大きな木魚
大きな提灯と本堂の中の大きな木魚、そしてお寺の入口には大きな布袋様ということで、大きなものが多いお寺ですよ。
提灯は浅草の浅草寺を思い出すような立派な提灯です。
雨の日だったうえに、桜も一切咲いていない時期だったので、この時点の写真は見てもあまり感動もしませんが、おそらくここの太鼓橋のところは、桜が咲いている頃は、写真を撮りたくなる場所になるでしょうね。
太鼓橋を渡ると目の前が寺務所です。
寺務所前には太鼓橋もありまして、雨の日は歩くのに気をつけましょう。
大きな石があったり、鬼瓦が見えていたり、ビッグなものが多いお寺さんですね。
私が寺務所に入ろうとして時、ちょうど住職が出てきたので、すぐさま御朱印をいただくことができました。
御朱印の時間は、朝9時から夕方4時半くらいまで途中12時から1時まで昼休み
以前にも書いたと思いますが、江戸33観音巡りは、お昼休みが12時から13時までというお寺がほとんどですね。
秩父などは12時から12時半までなのですが、江戸33観音の場合、1時間ですから、その時間を避けて(自分もお昼休みにするか、その時間を移動時間にするなど)御朱印をいただきましょう。
このような注意書きが書いてあるということは、以前にお昼休みに御朱印をほしがる人がいたのでしょう。
確かに多くのお寺を回りたい気持ちは私も理解できますが、御朱印の時間については協力して行きたいものです。