江戸三十三観音は、浅草寺なので誰でも知っている場所にあります。
その浅草寺から歩いていける範囲にこの清水寺があります。
ちなみに、こちらの清水寺、きよみずでら、と読むのではなく、「せいすいじ」と読みます。
とはいえ、京都の清水寺とまったく関係ないかというと、そうでもなく、京都東山の清水寺の観音さまにならって、刻まれたという千手観音がご本尊です。
いつの時代も疫病というのは恐ろしいもので、829年の頃、天下に疫病が流行ったとき、天皇が天台宗の比叡山延暦寺の坐主、慈覚大師に「疫病退散」の祈願を頼んだそうです。
そのときに刻まれた像がご本尊の千手観音菩薩なのです。
清水寺は近代的なビルの上に本堂があります。
セレモニーホールもありますので、葬儀でもお世話になる人がいるかもしれませんね。
御朱印受付時間は、午前9時から午後4時まで、12時から1時まで昼休み
どこの札所めぐりでも、お昼休みは避けましょう。
しかし、お寺さんなら比較的わかりやすいのですが、神社の場合変則的で、11時半から休みだったり、午後は2時からとかありますので、前もって調べておくことが必要です。
こちらの清水寺では、12時から13時まではお昼休みです。
そういえば、終わりの時間もお寺さんによってバラバラです。
あとで、書くことになりますが、一番早い時間では、3時というところもありました。
たいていが4時から5時まで受け付けるとなっています。
こちらの清水寺は午後4時までです。
セレモニーホールがある近代的な清水寺
こちらが本堂です。
この扉の裏側に本尊の千手観音菩薩がいらっしゃいます。
ちなみに、清水寺は天台宗です。
このビルは、平成9年に新しくなったそうです。
地上2階、地下1階の近代的なビルです。
白いビルがきれいです。中でお参りできました
この本堂の脇に江戸三十三観音札所の納経場があります。
それにしても、ビルがきれいですよね。
昔は、今の千代田区平河町あたりにあって、その後、馬喰町に移って、今の台東区に再興されたそうです。
歴史の古いお寺さんですからね。
何度も書きますが、お昼休みは避けてくださいね。
私は外でお参りさせていただきましたが、中に入りますと、中でお参りができます、と言われました。
ちょっと恥ずかしいので、小声でお経を唱えます。
延命十句観音経を唱えました。
写経したものも持っていたのですが、いつもなかなか渡せないのです(どうにも恥ずかしいので、どこかに重ねて置いてあるときにそっと置いていくようにしています)。
ということで、延命十句観音経は、比較的唱えやすいです。